知恩山 報徳寺

報徳寺ご紹介

報徳寺について

 報徳寺は東本願寺を本山とする「真宗大谷派」の末寺で、明治34年 吉藤雲同(新潟県燕市小中川 福泉寺次男)により空知郡奈井江町に建立されました。
昨今、核家族化が進み、後継者がおられず、将来に不安を感じる方が増えてまいりました。奈井江から遠く離れて故郷を偲ぶ方。ピンネシリの見える大地に思いを馳せる方。だけれども、自らの死後、年間管理費を支払うことができない。
年々このようなケースが増え続け、人生の終盤を淋しく不安に感じ、活路を見いだせないと、相談を受ける事が多くなりました。
この様な時代における家族状況の変化に鑑み、その社会的要請に応え、個人の人間としての尊厳を永代にわたり護持すべく、報徳寺では、既存の個別納骨壇とは違う、安穏廟(合祀型納骨堂)を建立させていただく運びとなりました。
風雨で荒れ、墓所に朽ち果てることもなく、未来永劫、報徳寺が存続する限り、永代にわたり、春秋の彼岸、お盆には香華灯明を供え、法要のお勤めをさせていただきます。
宗旨、宗派は問わず、安穏廟の規約に同意する方は広く、ご利用可能です。
当寺の納骨堂にご関心をお持ちの方、お困りの方は、お気軽にご相談ください。

安穏廟 秀峰ピンネシリを眺めながら亡き人を偲ぶ

報徳寺の由来

 報徳寺は明治34年、ご門徒皆様の深厚な願いと尊い懇志により建立されました。
明治期の開拓は困難を極め、度重なる苦難の連続でありましたが、地域の集会所、情報交換の場として広く開放された、心の拠り所として皆様とともに発展してまいりました。
昭和59年、会館を建立し、個別型納骨壇設置、葬儀、法事が可能となる大型施設を整備。
平成に入り、山門、塀、鐘楼堂、本堂を整備し、時代の要請に即応すべく、納骨堂を整備改修し、開かれた寺院を目指して、日々邁進しております。

報徳寺のご案内

名 称 宗教法人 報徳寺
山 号 知恩山
宗 派 真宗大谷派
宗 祖 親鸞聖人(しんらんしょうにん)
本 尊 阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)
住 職 吉藤 秀邦